こんにちは、バイヤーの河原です。
今日は雨模様と思いきや、予報より早く本当に雨が降ってきましたが、
それにもめげずに、豊橋のデコポン農家・伊庭さんを訪問してきました。
2年ぶりに訪問させていただいたのですが、お変りはなさそうで
精力的に園地をご案内いただきました。(お忙しいところありがとうございます!)
なぜ、伊庭さんを訪問させていただいたのかというと
今年の出荷量が例年に比べ、極端に少なく、本当にどうしちゃったんだろうと
心配になったので見に行くことにしたのですが、結論から言うと『ほぼ問題ない』
ということが分かりホッとして帰ってきたところです。
今シーズンは、枝の剪定を思い切ってしたことが単年度だけでみると裏目に
出てしまい、収穫量は1/3くらいまで落ち込む予定となってしまったようです。
実際、浜松には1週間で数ケースしか入荷がなく、かなり焦っていましたが
園地をすべて見せていただき、実の成り具合を実際に見て、私なりになんとか
なりそうと判断できる状況でした。
伊庭さんは、もちろん酸度(酸味の強さ)をかなり気にしながら、糖度・果皮の
着色(色づき)をチェックして、自身の基準以上のものだけを収穫しています。
とくに着色を大事にされており、私が見てもOKだと思われるものがいくつも
ありましたが、「もう少し紅色が出てこないとダメ」と非常に厳格に自身の
基準を守っています。
だから、たわわに実った『もう少し色待ちの実』がいっぱいあり1月下旬~2月初旬に
どっと出荷できそうな感じでした。
一気に収穫を迎えるため大変だと思いますが、
妥協のない美味しいデコポンをお待ちしていますね。