もうそろそろみかんの季節が終わりかな~?
そんな声が聞こえてきそうですが
なんのなんの
静岡県の東部、伊豆半島の西北端に位置する西浦より
貯蔵みかんの隠れた逸品、寿太郎みかんが本日入荷しました。
ここのみかんは何といっても小粒であることと
その小さい粒に甘味が蓄えられ、まさにコクのあるみかん
ということに尽きるのではないかと思います。
正直言って、フルーツは何でもそうですが、旬の季節が
終わると味がだれてくるといいますか、本来の味から
離れてしまうものです。
当地区の王様、三ケ日みかんとてそれは同じこと
だけど、この寿太郎みかんはこれからが旬。
もちろん収穫自体は12月末に終えてますが、
約2か月の貯蔵期間を経てようやく出てくるのが今なんです。
それなのに、いわゆる”貯蔵臭”が少なくみずみずしい感が
溢れているのは寿太郎みかんが持つ”酸”のため。
何でもそうですが、酸っぱいものは傷みにくく
~レモンなんかはどんだけ冷蔵庫に眠っているのかと思うくらい
入れっぱなしになっててもカビたりしにくいですよね。~
寿太郎みかんの特有の強い酸によって長期の貯蔵に耐えられるのです。
長い貯蔵の間、その酸を使ってみかんは呼吸をするのだそう。
そしてその酸はコクに代わる訳です。
本来嫌われる酸を多く持つ寿太郎はその酸のおかげで美味しくなるなんて
うまいことできてますよね。
さてそんなプレミアムみかんの寿太郎、
当店が扱うのは最高等級の赤秀品Mサイズのみ!
もともと2800トンと希少価値の高いみかんですが
その最高等級の出荷率は10%以下。
まだまだみかんの終わってませんので宜しくお願いします。
あ、3月中旬に『寿太郎プレミアム』が出ますが
これは本当に幻ですね。