こんにちは、バイヤーの河原です。
はや11月も終わりに近づき、TVCMではクリスマスソングが流れる時期となりました。
みかんの発送の数も日増しに増えるため、これまでこの時期に浜松を離れることが
ありませんでしたが、今年は時間をとって(先方様にも時間をいただいて)愛知県蒲郡市を訪問してきました。
他でもないみかんの取材です。
温室みかんではお世話になっている蒲郡みかんですが、11月以降は三ヶ日みかん
一色になってしまうため、これまでは取り扱いできませんでした。
うわさには聞いていた蒲郡の特選みかん『箱入娘』、名古屋では相当な知名度と
人気があり、この時期テッパンのお歳暮として君臨しているみかんです。
そのみかんの味が評判通りかどうか確かめるために蒲郡を訪れたのですが
結論から言って予想以上の味でした。
『箱入娘』専用の指定園地は完全に雨の水をシャットアウトするマルチシートを前面に敷設し
得意技の水やりの管理で徹底的に樹をイジメ抜く。
もちろんイジメてばかりでは枯れてしまうので適度に適当な分量の水を与えることで
甘み・旨みが極限までに高められる。
温室みかんの栽培で培った技術を露地栽培にも応用した非常に手間のかかるみかんです。
今年は300トンの出荷予定です。
みかん好きならお試しあれ。