こんにちは、バイヤーの河原です。
このところの急激な気温の上昇により、本当に一気に
さくらが満開になりこの週末でお花見シーズンは
終了しそうな気配です。
そんな中、スタッフの野口とともに向かったのは
柑橘の聖地、蒲郡。
浜松からは車で1時間半と比較的近いですが、話ことばは
まったくの三河弁でやはり浜松とは違うと感じます。
さて、今回の取材のネタは『樹熟デコポン』。
今年で出荷2年目を迎える『樹熟デコポン』はJAの担当課長さんが
本当に自信を持ってお薦めするプレミアムデコポンとして
昨年訪問した時に聞いていたもの。
今年こそは出荷前に味わいたいとお願いして取材に応じてくださいました。
600人近い組合員さんの中でも『樹熟デコポン』はたったの
35人しか作っていないそうで出荷量も僅か2.6トンほど。
これから生産量も増やしていく予定とのことですが
もちろんそれほど急には増えません。
そんな貴重な『樹熟デコポン』を収穫前の園地に案内していただき
存分に視察することができましたが、そこで試食させていただいた
味は“濃密にしてジューシー”
ハウスもののデコポンと高をくくっていましたが、いい意味で
大きく裏切っていただきました。
ハウスものは一般に淡泊で酸切れは良いが、コクがいま一つ
足りないという認識でしたが、『樹熟デコポン』は露地もの以上の
コクがありながらの酸抜けが良くとても並はずれた味わいがございました。
しかもハウスものだけに剥きやすく皮も柔らかく、まさにいいことずくめ。
東京・大田市場を始め、全国の市場が欲しい欲しいとラブコールを
送るだけはあります。
ただ、出荷量が少ないのが唯一の難点か?
できるだけ確保しますので、あるうちにどうぞお願いします。