こんにちは、バイヤーの河原です。
今朝、あまりの寒さに目覚ましがなる前に起きてしまいました。
でも日中の最高気温は30度、この昼夜の温度差がフルーツの
甘みを高めてくれるんですね。
さて、本日の取材先は浜松でも屈指のメロン農家・影山さん。
以前このブログで影山さんについて少し触れましたが
影山さんのメロンを食べたら、どうしても・何とかしてたくさんの人に
このメロンを味わって欲しいという思いが日増しに強くなり
販売させていただくことになりました。
メロンの組合をたった一人で飛び出してまで、メロンの味そのものに
こだわり、旧来のしがらみを取っ払って独自の栽培技術を確立させた
そのメロンを『天使音(あまね)メロン』と名付けました。
独自の栽培もさることながら、影山さんのメロンの特徴の一つは種(タネ)。
エリザベス女王の戴冠式に出席された秩父宮妃殿下がお帰りの際
持ち帰られた由緒正しいアールスフェボリット種のメロン。
この正統派の流れをくむ種を探し当て、栽培を始めました。
この品種は、一般のマスクメロンより香り・甘みが強く、非常に美味しいと
されていましたが、反面ネット(網目)を綺麗に出すことが難しいことから
品種改良を繰り返される過程で忘れられてしまった過去があったようです。
影山さん独自のルートでこの種を探し当て、試験栽培して食べた時
今まで食べたメロンの中でずば抜けて、香りが高く美味しいと感じた
そうです。
今日、たまたま食べごろのメロンがあるということで、改めて試食させて
いただきましたが、やはりとても甘みが強く美味しいメロンでした。
独自の栽培技術でメロンの中心と皮の周辺の糖度の違いを極力なくす
ことに成功、可食部のどこを食べても甘味が強くとても柔らかい味がします。
いわゆるエグ味がないため、口の中でもたつくことがありません。
食べごろのメロンだけを生産者の影山さんから直送されるなど
Shomeidoにとっても新たな挑戦と考えています。
どうぞご期待くださいませ。