こんにちは、バイヤーの河原です。
本日、これまでず~と行きたいと思っていて実現できていなかった
日本屈指の温室みかんの産地、蒲郡にいってきました。
昨日はそこそこいいお天気だったのですが、[雨男]の実力を発揮して
朝からあいにくの雨、ですがそんなの全く関係ありません!!
大収穫の1日となって大満足でございました。
さて、愛知県蒲郡市は古くから良質なみかんの産地として名を馳せてきましたが
その歴史は古く250年ほど前に紀州小蜜柑等を農家の自家用として植えられてきました。
温州みかんは江戸の天保年間(1830~44)に導入され徐々に作付面積を増やしてきたのですが
温室みかんの取り組みも早く昭和49年よりスタート、現在では全国の温室みかんの作付
面積の約13%を占めるトップランクの産地でございます。
蒲郡市の北、西は300~450mの山々に囲まれ南は三河湾を望む立地で、
温暖な気候は柑橘の栽培に非常に適しています。
また北から南に緩やかな傾斜があるため、水はけがよく糖度の高いみかんを栽培するのに
ふさわしい、まさに理想的な地理環境を有しているといえます。
そんな地理的有利な状況に甘んじることなく、地温冷却法を開発し、
夏季の7月~9月に地中に配管したパイプに8~10℃の冷水を流して地温を約15℃に
冷却することで、開花を促進させ4月からの収穫を可能にしたりと、産地としての
努力を怠っていません。
今年も全国トップランク、蒲郡温室みかんの美味しさは健在です。