こんにちは、バイヤーの河原です。
20年ぶりの台風浜松上陸、想像以上に強烈でした!
おかげさまで運が良かったのか、店舗や社員・スタッフに被害はなく
無事に切り抜けることができ、また商品の配送でお客様にご迷惑を
おかけすることがなかったようでなりよりでございました。
しかし、生産農家さんは、今回の台風15号の被害が結構あるようでございます。
近郊の農協も今被害状況の情報収集に明け暮れ、そろそろ被害状況が明らかに
なると思われますが、特にビニールハウス等の施設が相当被害にあわれたようです。
本日、『エコなクラウンメロン』の生産農家さんの小林さん、磯部さんを訪問し
直接被害状況をお伺いしてきましたが、特に磯部さんは11棟あるガラス温室の全て
でガラスが割れる被害にあい、ざっと見たところでもその枚数は20や30というレベル
ではなくたいへんな被害にあわれています。
静岡の温室マスクメロンは、温室は温室でもビニールではなく全てガラスで覆われた
温室で、通常のビニールハウスよりかなり頑強に作られています。
ビニールよりも透明度が高いガラスを使うことでより多くの太陽光を受けることが
できるためなのですが、こういった自然災害では大きな被害が出ることも珍しくは
ありません。
メロンは雨に濡れると病気にかかりやすくなり、雨が直接あたることは絶対に避け
なければならないのですが、修理業者さんはテンテコマイですぐに来てくれないため
ご自身で修理・ガラスの張り替えをされていました。
今回の台風は雨もすごかったのですが、風が異常に強く、温室のガラスも何か飛んできて
割れたというよりは、風の風圧に耐えきれずに割れたようだとおっしゃっていました。
磯辺さんは、「聞くところによると、この地域はまだマシ。海沿いの地域は風がもっと
強く、ガラスが100枚単位で割れた人も多くいると聞いている。」とのこと。
そんな深刻な被害に遭われても、メロンの生育状況に神経をとがらせている様子を
見るにつけ、フルーツの販売にあたって更なる努力をしなくてはいけないと気を
引き締めずにはいられませんでした。