こんにちは、バイヤーの河原です。
今朝の浜松地域の最低気温は9℃くらいだったようですが
このくらいの気温になってくれば「冬に近づいてきたなあ」と
実感しますよね。今朝はさすがにジャケットを着込んで、手袋
はめて、市場に行きましたが11月も入ってようやくという感じです。
今年の11月は、いつもの11月と全く雰囲気が違います。
なぜかって?
それは市場に三ヶ日みかんの箱が
山積みにされていないから。
どうやら、今年の異常気象の影響を受けたのか、少しだけみかんの酸味が
抜けにくいらしく、まさに“樹上で完熟させつつ酸を抜く”ということを
行い、適切な水準にもっていこうとしているようです。
そのため、今年の早生みかんの入荷は11月9日と、生産農家さんも
驚きの遅らせ出荷となったわけです。
すでにみかんのご注文をいただいているお客様には、誠に申し訳ないですが
お届けまでいましばらくお待ちくださいませ。
そして、今日の本題『特大紅ほっぺ』もやっぱり、異常高温の影響で
出荷が大幅に遅れる(というか生産者さんが遅らせている)ようで
ございます。昨年あたりでは、11月にもなれば粒の小さめなパックは
随時入荷しており、発送対応可能な大粒の特選紅ほっぺも11月9日くらい
から入荷がありました。
ところが、今年は小パックですら極少量しか入荷がなく、大粒モノは
11月下旬~12月上旬以降でないとまとまった数の入荷が、どうやら
なさそうです。
実はいちごの苗は花芽(発達すれば花となる芽)が出るまでは
冷蔵庫に入れて管理するほど温度管理がたいへん難しいのですが
少し前までの気温ではとても育てられない環境であったため
出荷の遅れが著しいとのことでした。
いちごは一般に、花が咲いてから約45日で収穫を迎える予定ですが、
今日お伺いした磐田市の山田農園さんのハウスには、花がちらほら
咲いているだけで、まとまった出荷は12月中旬くらいからになりそう
とのことでした。
1番味の濃いとされる1番果の出荷は年内が基本です!
もっと寒くなれ~♪