三ケ日みかんのラストランナーの『誉れ』
濃厚な甘みがのどを突き刺す感じ、酸味はほとんどゼロ。
このみかんはあたたかい部屋で食べるよりは、屋外など
寒いところで食べたほうが美味しいと感じます。(個人的には)
いま時分のみかんに対してのコメントでよくあるのは
・ちょっと古い匂いがする
・皮がしわしわで新鮮味がない
・味がへん(美味しくない)
以上の3種類に集約されるように思います。
誤解をしてほしくないのは、みかんも食べる時期によって
味が変わるということです。
三ケ日みかんも、11月~12月初旬までの早生みかんと
12月中旬以降の青島みかんで味が大きく変わります。
これは品種が変わるためでいわば当然です。
そして私の個人的な感覚では1月中旬以降くらいを境に
また味が変わってきます。
これは貯蔵期間が長期になるため酸味が旨味へ変化する過程で
香り・食味も変化するわけで古くなったような匂いといった表現に
なってしまうのかもしれません。
そして最後の変化は3月以降の『誉れ』です。
ここまで来ると酸味はほぼゼロの状態になり、極めて甘みの強い
味・香りに変化します。
要するに、どんどんアクの強い味になってくるため
誰もが受け入れられる味ではなくなっているのかもしれません。
どの時期のみかんが美味しいと感じるかは個人の好みの問題で
それぞれの意見がありますが、この『誉れ』確かに旨いです。
私は9月から始まるみかんのシーズンの
”締めくくりに食べるみかん”そんな気持ちで食べています。
本日の入荷はたったの4ケース(Lサイズは1ケース)
実は、この『誉れ』にも3つのランクがあり、最高ランクは特選
その下に赤秀、青秀と続きます。
もちろんShomeidoは特選のみの取り扱いなので入荷量はほんの僅かです。
あまりにもご注文が多くなりすぎると発送できなくなるかもしれないため
一時販売を見合わせることにもなりかねませんが、そうならないうちに
ご注文くださいませ。