今回の品評会では27名の出品がありました。
では、27個のメロンを評価したらいいのかといいますと
そうではなく、
1名の生産者につき6個出品しなくてはいけません。
メロンの外観については6個の総合評価となりますので
1つだけピカピカの出来でもよい評価とはなりません。
皆さん、それぞれ自信作を投入してくるわけですから
どれも素晴らしい出来で本当に評価をするのが難しかったです。
内容評価、つまり、味・色・果肉の厚さ・食感などを見る評価は
もっと難しく、審査にとても時間をかけて行いました。
水の入ったコップを片手に、片っぱしから”ガブリ”とやるわけ
ですがもともと、27個のカットされたメロンを食べるので
かなりお腹がいっぱいになりますので、通常口に含んだメロンを
全部飲み込みません。
一口かじった瞬間でそのメロンの評価を頭に叩き込みます!
そして何回か噛んでそれを確認し、最終的な評価を行います。
その後、大変申し訳ないですが、バケツの中に吐き出し最後に
水で口の中をゆすぎます。
そうすることで、次のメロンの味に引きずらないようにするの
です。
だから、内容審査はほぼ一発勝負でありそういう意味で審査を
する側もかなり緊張するものです。
日頃から味見と称して色んなフルーツを食べておりますが
もっと自分の中で絶対的な味の基準を
持たなくてはと強く感じた瞬間でした。
自分の評価と他の審査員の評価はどうだったのか?
それはこの次に書かせていただきますね♪